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使用上の注意改訂情報 (15/09/15 指示分) index へ戻る | 前へ  次へ

【医薬品名】エンパグリフロジン(ジャディアンス)
        カナグリフロジン水和物(カナグル)
        ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(フォシーガ)


【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
 
[慎重投与]の項に

 「尿路感染、性器感染のある患者

を追記し、[重要な基本的注意]の項の尿路感染及び性器感染に関する記載を
 

 「尿路感染を起こし、腎盂腎炎、敗血症等の重篤な感染症に至ることがある
  また、腟カンジダ症等の
性器感染を起こすことがある。十分な観察を行う
  など尿路感染及び性器感染の発症に注意し、発症した場合には適切な処置を
  行うとともに、状態に応じて休薬等を考慮すること。尿路感染及び性器感染
  の症状及びその対処方法について患者に説明すること。」

と改め、ケトン体増加、糖尿病性ケトアシドーシスに関する記載を

 「本剤の作用機序である尿中グルコース排泄促進作用により、血糖コントロ
  ールが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し、ケトーシスがあらわれ、ケト
  アシドーシスに至る
ことがある。著しい血糖の上昇を伴わない場合がある
  ため、以下の点に留意すること。
   1)悪心・嘔吐、食欲減退、腹痛、過度な口渇、倦怠感、呼吸困難、意識
     障害等の症状が認められた場合には、血中又は尿中ケトン体測定を含

     む検査を実施すること。異常が認められた場合には投与を中止し、適
     切な処置を行うこと。
   2)特に、インスリン分泌能の低下、インスリン製剤の減量や中止、過度
     な糖質摂取制限、食事摂取不良、感染症、脱水を伴う場合にはケトア
     シドーシスを発現しやすいので、観察を十分に行う
こと。
   3)患者に対し、ケトアシドーシスの症状(悪心・嘔吐、食欲減退、腹痛、
     過度な口渇、倦怠感、呼吸困難、意識障害等)について説明するとと
     もに、これらの症状が認められた場合には直ちに医療機関を受診する
     よう指導すること。


と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の腎盂腎炎に関する記載を

 「腎盂腎炎、敗血症
  腎盂腎炎があらわれ、敗血症(敗血症性ショックを含む)に至ることがあ
  るので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、
  切な処置を行うこと。」

と改め、

 「ケトアシドーシス:
  ケトアシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシスを含む)があらわれること
  があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、
  適切な処置を行うこと。


を追記する。

 
註:以上、厚労省/使用上の注意改訂情報 (15/09/15)より抜粋(製品例追記)


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