【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[重要な基本的注意]の項の一過性の急激な血圧低下、意識消失、転倒に関
する記載を
「本剤投与直後から数時間後にかけて、ショック、一過性の急激な血圧低
下に伴う意識消失、痙攣、転倒があらわれることがある。投与開始後数
ヵ月以上を経て初めて発現することもあるので、本剤投与時には以下の
点に留意すること。
1)投与後30分程度はできる限り患者の状態を観察すること。特に、外来
患者に投与した場合には、安全を確認して帰宅させることが望ましい。
2)投与後に血圧低下、めまい、立ちくらみ、動悸、気分不良、悪心、顔
面蒼白、冷汗等が生じた場合には、症状がおさまるまで座るか横にな
るように患者に指導すること。」
と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項のショック、アナフィラキシー
に関する記載を
「アナフィラキシー:
アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が
認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ショック、意識消失:
ショック、一過性の急激な血圧低下に伴う意識消失があらわれることが
あり、心停止、呼吸停止を来した症例も報告されている。異常が認めら
れた場合には、適切な処置を行い、次回以降の投与中止を考慮すること。」
と改める。
註:以上、厚労省/使用上の注意改訂情報 (18/01/11)より抜粋(製品例追記)
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