【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[慎重投与]の項に
「大動脈瘤又は大動脈解離を合併している患者、大動脈瘤又は大動脈解離の
既往、家族歴若しくはリスク因子(マルファン症候群等)を有する患者」
を追記し、[重要な基本的注意]の項を新たに設け、
「大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがあるので、観察を十分に行うとと
もに、腹部、胸部又は背部に痛み等の症状があらわれた場合には直ちに医師
の診察を受けるよう患者に指導すること。大動脈瘤又は大動脈解離を合併
している患者、大動脈瘤又は大動脈解離の既往、家族歴若しくはリスク因子
を有する患者では、必要に応じて画像検査の実施も考慮すること。」
を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項に
「大動脈瘤、大動脈解離:
大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがあるので、異常が認められた場
合には適切な処置を行うこと。」
を追記する。
(注)シプロフロキサシン塩酸塩水和物、ノルフロキサシン(経口剤)及びプ
ルリフロキサシンに関して、患者向医薬品ガイドを作成する医薬品に特定す
る。
註:以上、厚労省/使用上の注意改訂情報 (19/01/10)より抜粋(製品例追記)
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