【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[重要な基本的注意]の項の腎機能障害に関する記載を
「本剤の投与中は血清クレアチニン等の腎機能検査値の測定を行うなど、腎
機能障害の発現に注意すること。」
「ファンコニー症候群を含む腎尿細管障害による低リン血症から骨軟化症が
あらわれ、骨折することがあるので、本剤の投与開始前及び投与中は、血
清リン、アルカリフォスファターゼ等を測定し、それらの変動を定期的に
観察すること。また、低リン血症があらわれた場合には、リンを補充する
など、適切な処置を行うこと。リンを補充する際は併せて活性型ビタミン
Dの投与も考慮すること。」
と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の骨軟化症に関する記載を
「骨軟化症、骨折:
長期投与により、ファンコニー症候群を含む腎尿細管障害による低リン血
症から、骨痛、関節痛、筋力低下を伴う骨軟化症があらわれ、骨折するこ
とがある。本剤を長期投与する場合は、観察を十分に行い、異常が認めら
れた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。」
と改める。
註:以上、厚労省/使用上の注意改訂情報 (15/07/07)より抜粋(製品例追記)
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